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【初心者向け】おすすめはどれ?サカナクション曲ベスト5選【畑山】

畑山です。

 

サカナクションが新曲『陽炎』を発表し、古川雄輝さんをはじめとする俳優陣が踊るダンス映像が公開されましたね。

にわかサカナクションファンの自分は驚きました。あまりのダサさ加減に。

 

 あまり『陽炎』には触れないでおきますが、サカナクションは良い曲たくさん出しているんですよ。

最近は『新宝島』以降ご無沙汰な上に5年近くアルバム出していないので、「サカナクション?そんなバンドも居たな」という認識でもおかしくないですよね。

 

そこで今回はにわかファンから、初めてサカナクションに興味がわいた方に聴いていただきたい曲を5つご紹介します。

初心者向けのセレクトなのであまり深掘りしません。悪しからず。

 

 

サカナクション初心者は最近の代表曲『新宝島』から聴くべし

 

1.『新宝島』でサカナクションの概要を知れる


サカナクション / 新宝島

 

初っ端から最近の曲です。定番ですね。

認知されるきっかけとなった『アルクアラウンド』や『夜の踊り子』を出しても良かったのですが、この曲が1番皆さんの記憶に新しいのでチョイスしました。

サカナクションは基本的にオルタナティヴかつエレクトロな曲が多いバンドです。

こちらもオルタナティヴでポップな印象を抱きますね。MVは80年代のテレビを彷彿させ、良い具合にダサカッコいい仕上がりです。

ちなみに、「ダサカッコいい」から「カッコいい」を抜いたものが『陽炎』です。単純にダサいのが残念でならない。

 

 

2.『Aoi』はメッセージ性に触れられる

Aoi

Aoi

 

 

こちらは2013年のNHKサッカーのテーマ曲だったので聴いた方もいらっしゃると思います。

どうやらサムライブルーの「」と若さの象徴としての「」をかけているっぽいです。

「青春」にも「青」が入っていますし、若い世代の「青」二才ぶりですとかそういう未熟さもまた伝わってくる作品で自分はかなり気に入っています。

重厚なコーラスと爽やかなサビが若者の抱える重圧と自由を対比していますね。ドラムがその起点です。

「若いんだから恥とか捨ててもがけよ!今のうちだぞ!!」みたいなメッセージがよりダイレクトに聴こえてきます。

 

 

3.『ミュージック』でサカナクションの音楽を楽しむ


サカナクション - ミュージック(MUSIC VIDEO)

 

これは聴くための作品です・・・もちろん歌っても構いません。

サカナクションは「観賞用アーティスト」と揶揄されていますが、歌うだけが音楽とは限りません。聴く事も音の楽しみ方に含んでも良いですよね?

正直、自分はポエトリーリーディング派じゃないので歌詞とか考えずにリズムを味わっています。

「ミュージック」という名の通り、「音楽とは何か」を教えてくれている気がします。単調なリズムに合わせて体も動く。要は「考えるな、感じろ!」って事ですよ。

完全にダンスミュージックとして作られたリミックス曲もありますが、音楽の良さに触れながらリズムに乗れる曲です。

 

4.『表参道26時』は多角的アプローチがしたい方におすすめ

表参道26時

表参道26時

 

 

こちらの曲は親交の深いBase Ball Bearのボーカル・小出祐介さんの影響を受けてラブソングに挑戦したそうです。

ベースの草刈愛美さんとキーボードの岡崎英美さんのコーラスが軸というちょっと変わった曲で、サカナクションの違う面を見るにはちょうど良いのでセレクトしました。

自分の先入観で語ると、ボーカルの山口一郎さんはダンスミュージックが好きそうなので恵比寿とか六本木のクラブに居そうな感じなんですけど・・・「表参道」という都会の匂いを醸し出す街をテーマにしているのは不思議な気がします。

 「気づいてる」という歌詞のリフレインもまたそういった不思議な感覚を助長しています。多角的にサカナクションを知りたい方にはおすすめ。

 

 

5.『アイデンティティ』で盛り上がってサカナクションを知ってもらう


サカナクション / アイデンティティ

 

でえベテランの野沢雅子御大の真似をする芸人コンビではありません。

言わずと知れたサカナクションの代表曲です。自分は必ずカラオケで歌っています。

1番有名かつ1番盛り上がりますね。これと「新宝島」以外の曲を歌うとただのファンによる自己満足になりかねません。場の雰囲気をぶち壊します。

 「サカナクションと言えばコレ」と思っている方が多いので、『アイデンティティ』を歌って盛り上がった際は『新宝島』に挑戦しても良いかもしれません。自分の歌声を機に知ってもらえると最高ですね。

ダメだったらもうそれ以上デンモクサカナクションは調べないようにしましょう。

 

サカナクションはマイノリティとマジョリティの間を攻めるバンド 

最近のアイドルやバンドなどが提供する音楽に対して、どことなく抱いている嫌悪感ってありませんか?

大衆的な音楽には少し嫌気がさしているけど、だからと言ってニッチすぎるところを進むとそれはそれで違う気がする。そんな人に向けてサカナクションは音楽を提供しています。

サカナクションをキッカケに「こんな種類の音楽ってあったんだ、じゃあ聴いてみよう」と思えればそれって素敵な事だと思います。彼らの音楽が橋渡しとしての役割を担っているわけです。

気になった方はぜひ色んな曲を聴いてみてください。