ガム飲んじゃう。

3人の管理人による自由で変なブログ

ざっくり感想:日本で一番悪い奴ら【畑山】

こんにちは、畑山です。お元気でしたか?

前回のブログでサマージャンボ宝くじを買ったとお伝えしたのですが、その結果をまずはご報告いたします!

結果は900円!買えば当たる金額という無残な結果で平成最後の夏は終わりました。新たな年号の夏はいい結果になると期待しましょう。

 

 

さて、自分は今日の休みを利用して映画を2本鑑賞しました。今回はその内のひとつ、『日本で一番悪い奴ら』の感想をざっくりとまとめていきます。

 

日本で一番悪い奴ら

日本で一番悪い奴ら

 

 

こちらの作品は実在の事件(稲葉事件 - Wikipedia)を元にしたフィクションです。

短くまとめて言えば、警察官が闇社会に紛れてのし上がろうとする話ですね。

以前見た予告編がコミカルなシーンを入れていたので、てっきり『土竜の唄』みたいなテイストなのかと思っていました。全然違ったな。

 

最初は日本のためにと頑張っていた主人公が、汚い手を使ってでも結果を出そうと闇の世界へズブズブと浸かります。

「あの頃の主人公はどこへ?」と喪失感を抱くのは諸星(主人公)の最初の女・由貴だけでなく、観てるコッチも虚しくなる。

 

自分の周りから人が消えていく悲しさ、結果を出せば向けられる尊敬と賞賛にやられた主人公は警察官としても、人間として正しい判断を出せなくなるように。

正義のために働いた男は、正義の意味を履き違え、道を大きく踏み外していきました。

学生に背負い投げされた後、北海道の寒空を眺める主人公のシーンがあるんですけど、ここで虚しさとか寂しさとか感じて真面目な警官に戻るのかと思ったんですよ……

実際そう簡単にいかないんですよねー、一度手にした快感は人を狂わせていきますね。

 

 

主人公は柔道の腕を買われて道警に入るんですが、「本当に柔道やってたのか?」と思いたくなるほど綾野剛さんの体が結構細い。

しかし綾野剛さんの演技に対する熱意は本当にすごいらしく、柔道家特有の耳を表現するためにヒアルロン酸を注入するか白石和彌監督に相談したそう。普通そこまでできるか?

あと15禁の映画なのにセックスシーンが多いです。最近は濡れ場やるだけで「演技派俳優」とか何とか言われる人多いですけど、この映画は「濡れ場」より「セックス」って感じがしましたね。

自分は粘着質な音がするので本当に入れてるんじゃないかと中学生のようにドキドキしました。それだけです。